近所のギャラリーEPSITEにて
「細江英公人間写真展 春本・浮世絵うつし/きもの/鎌鼬 屏風・掛軸・写真絵巻」を観賞。
舞踏家・土方巽や大野一雄などの写真で今までにも写真集など何冊か見ていたが、
正直強い印象はなかった。
今回の展覧会、ストレートな写真と、展示法も含めアート的な作品の
両方が展示されている。
アート的な物は実験性に富、写真の可能性を感じさせた。
だがもっと大判で見たかったというのが感想としては大きい。
ストレートな写真は写真集などでも見たことのある、
いわゆる代表作的な作品が多かった、これがグッときた。
日本の湿度と今どんどん見えにくくなっている民俗としての土着性、
そんなものが感じられ、少し郷愁感さえあった。
と思ったら同郷の生まれであった。
二回りほど違うのだが、あの沈んだ町の空気を吸って育ったのかと思うと
納得できる写真の質感だった。
それに写真の展示のサイズがドンピシャだった。
今まで見たことのある写真もずいぶん新鮮に映った。
会場に置いてあった写真集も見たが、
同じ写真なのにまったく別な物のように何も感じられなかった。
改めて見せ方の大事さを痛感。
先日紹介したロイ・スチュアートなどは写真集で見た方が面白そうだ。

★展覧会情報
http://www.epson.jp/epsite/ ★細江英公
http://www.eikoh-hosoe.jp/
体調悪し。最長4時間しか寝れず、平均3時間ほどで目が覚める。
1日2,3回に分けて寝る感じ。んでもって胃痛と頭痛。
朝は足が冷えて未だにストーブつけてるし。
もういい加減衣替えしないと着るものないんだが、
その時間も取れないし気力も湧かず。
更年期障害かしら(苦笑)
- 2008/06/30(月) 02:40:58|
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8日(日)紀伊國屋ホールのセット立て込みを見学。
ちょっと会場やセットのスケールを頭に入れておかないと、
明日のゲネプロの撮影が難しそうだったので。
遅れ気味の進行に、予想通り天才美術家怪獣の怒号が飛び交っていた(笑)。
いや〜凄いセットだ。こりゃ一筋縄で立て込み出来る代物ではない。
演出協力のとちぼりさんまでがセットのペンキ塗りをしている。
まさに総動員。
会場に志らくさん、酒井さん、イリケンも下見に訪れた。
やはりこの会場でこのセットで役者21人を撮るとなると、カメラは2台必要。
望遠と広角両方を使い分けながら撮らねばならない。
かなり難作業。それより目眩が出ないかが心配。

久しぶりに役者の今野君に会う。役者としてではなく、
怪獣の……いや天才美術家・佐藤さい子さんの敏腕下部として、
立て込みのお手伝いだそうだ。
体調も良く、主演映画の撮影も順調だそうで何より。
ダニーローズの舞台にいつか今野君が立つのを楽しみにしている。
はまると思うのだが。
★佐藤さい子BLOG
http://ameblo.jp/t-kons-blog/★とちぼり木BLOG
http://moku33.blog72.fc2.com/★今野哲治BLOG
http://ameblo.jp/t-kons-blog/ 9日(月)連絡不徹底で場当たりの開始が13時になったことを知らされず、
必死に早起きして10時に入ってしまう。
ったく〜。もうちょっと寝れたのに……。
いったん帰宅して仕事。
再度13時に会場入りして場当たりとゲネプロ撮影。
この撮影がカメラマンとしては本番である。
いつものEOS 5DとレンタルしたEOS 30Dとでとにかく撮りまくる。
走り回って撮りまくる。
奇跡が起きたかのようにまったく目眩が起きなかった。
今日は寄りとアップを中心に撮ろうと思っていたが、
さすがにピンスポットでのシーンには苦戦。
肉眼で観ている実物より写真にするとコントラストがかなり強くなる。
こればっかりは仕方ない。補正で何とかするしかないか。
天才照明家・三田さんが役者の名前を覚えずに勝手に呼び名をつける。
宇賀神さんは「2番目のおっさん」、柴山さんは「奥の女」、
そして北原さんは「さわこちゃん」。どうやら北原さんにお熱らしい(笑)
21時過ぎに帰宅。バテバテ。さっそく上がりをチェック。
神の手をもつ三田さんの照明のおかげさまさまさま。
とにかくバランスがいい。役者がきっちりセットの中で浮かび上がる。
素晴らしい照明や音響や美術というものは、役者を、芝居をきちんと伝えるために存在する。
改めてプロの人達と現場を共にすることが出来たことに感謝する。
10日(火)舞台初日。この日のゲネプロは映像撮影のためにカメラクルーが入っていたため、
私はその後方からの撮影。
アップは昨日ねらったので、今日は引きで場面写真を中心に。
相変わらず入江さん登場のシーンで泣く。そこを皮切りに後半は泣かされるポイントが続く。
関係者の拍手と共にゲネプロ終了。客席の明かりが付くと
ビデオのカメラマンがあわてて涙をぬぐっていた。
ロビーではすさまじい数の花が届けられ、スタッフが整理に追われている。
制作に手を焼くまくったパンフレットも印刷所よりギリギリで届く。
ご面倒をおかけした印刷所のサングループの方々に感謝。
★サングループHP
http://www.sungroup.co.jp/
本番開幕。
会場後方照明室より撮影。
この二日間。奇跡的に目眩が起こらなかったのに、開演10分で猛烈な目眩が襲ってきた。
座って撮っているので大事には至らなかったが、前半はほとんどシャッターを切れず。
後半、やはり入江さん登場で泣く。その後初めて寺尾君とロリ子のシーンで泣けた。
あとはイリケンと中村君に泣かせて貰いたい!
初日乾杯の後、原武さん、一琴さん、宇賀神さん、イリケン、山本君とラーメン屋に。
酒も飲まずに飲み屋のテンション。例によって宇賀神さんの長〜い話と、
いつもは毒舌な原武さんの冷静なマジ話。この芝居が置かれている状況を
やはり原武さんはきっちり見ている。
原武さんには今回宣伝作業でもずいぶん尽力頂き助けて頂いた。
さすがエノケン最後の弟子とウワサされる方である(笑)
11日(水)終日家で仕事。
稽古中に何とか終わらせてしまおうと思った前回の芝居「どん底」の画像補整作業が
まったく進まず、やっと細山田くん、岩間さん、原田さん、落合くんの分が終わる。
人の何倍も疲労回復に時間がかかる肝臓の体質なので、
とにかく疲れが取れない。寝ても3時間おきに目が覚めるし眠りも浅い。
正直立つのも辛い。
とは言え、裏方で芸人の面影をすっかりなくして必死で働いているらく兵君や、
しれっとしたいつものポーカーフェィスで黙々と膨大な裏方作業をこなしているらく八君
ロビーを走り回ってるらく太君達に比べれば、私の裏方撮影の作業などたかがしれたものである。
この弟子達の働きがあってこそのダニーローズである。
12日(木)私が呼んだお客さんが多数ご来場ということで会場入り。
照明室から撮影。役者が疲れているのがわかる。
お客さんに立川談四楼師匠ご夫妻、古今亭八朝師匠ご夫妻、
林家彦いちさん、林家木久蔵さん、朝倉伸二さん、
辻監督、弁士の片岡君、桜井さん、斉藤さん、等々、知り合い多数の日となった。
朝倉さんに次のプロデュース公演を「まだやらないんですか〜〜〜〜」と催促する(笑)
終演後、ライターの宮澤君や、友人のサックス吹きの高木“ブー”明等と居酒屋へ。
この数日、疲れ切っているのに飲んでもまったく酔えない。
この日も軽くと思いつつジョッキ3杯。
しかし全く酔えず帰宅後、写真の整理をしながらビールやらホッピーやらを飲むが
一向に酔えず眠くもならず。
写真の整理をしていて驚いた。今回の舞台6千枚以上撮っていた。
いつもはどんなに撮っても4千枚を超える程度だった。
それに今回は稽古場での撮影がいろいろ規制があっていつもの半分程度。
会場入りしてから3千枚以上撮っていることになる。
というわけでMacのHDの空き容量がなくなってきた。
外付けHDを買わねば。5万の出費は痛い……。
13日(金)森口さんのバースデーサプライズの撮影のため、会場入り。
アーマポーラのメロディにのってケーキが運ばれ、
ハッピーバースデーの合唱に合わせてロウソクが吹き消される。
33日の稽古日数を共にしてきた役者達の、暖かいチームワーク。いい場面である。
ただこういうスナップショットの撮影、
めちゃめちゃ苦手なんだな〜。ストロボ使うの超下手だし。

今日はこれでお役ご免。疲労回復のため一人で焼き肉屋で食事。
ビックカメラでHDを買うついでにマッサージチェアで全身をほぐし、
家でゆっくり風呂に入る。
しかし眠りは浅い。
ある女優さんに街角でラリアットされる夢を見て目が覚める。
何かしくじって正夢にならないようにしよう(苦笑)
14日(土)昼は友人の娘のバレエの発表会を見に行くはずが、
急遽今回の舞台の衣装撮影などをすることになり会場入り。
最後の発表会ということだったので観に行きたかったのだが……。
終演後やっと今回の舞台の写真を30枚ほどプリントして会場に貼り出す。
といってもいつものようにロビーに貼るわけでなく、舞台裏の壁に貼り出す。
いろいろ許可を得ねば一般のお客さんに観ていただけないので、
残念だが今回は、役者さんとスタッフ限定公開となった。
お客さんにも見せたかったな〜〜〜〜。
15日(日)楽日。照明室と、舞台袖の照明ブースからの撮影。
シャッター音がステージに漏れるというので、袖のブースからの撮影は
途中でNGとなってしまう。
かなりベストポジションでいい角度からの写真が撮れただけに残念である。
最後の舞台を観ながら、今回の舞台に関わって感じたあれやこれやが
思い出されて、最後なのにとても醒めた気分で観てしまった。
打ち上げ一次会。場所を間違えて別な所へ行こうとしていた。
途中ジャッキー山田君に会わなければ会場にたどり着けなかった。
そのジャッキーが司会を仰せつかるがグズグズに(笑)。
なべさんの挨拶に背筋が伸び、竹川美子さんの歌に聴き惚れ、
ロリ子の芸人魂に笑い、ジャッキーの無様に散ったネタに失笑。
和気藹々とした打ち上げ。飲みながらパチパチ撮る。
そしてなぜか二次会の会場探しに走る。
そしてさらに次の三次会の会場探しにも走る。
まあ裏方最後のお勤め(笑)。
三次会でなぜか変態の定義の話になる。
詳しく書けないのが残念だ(笑)
何となく帰るタイミングを逃して最後まで。
帰宅は4:30。
16日(月曜)夕方まで寝る。しかしやはり三時間おきに目が覚めてしまった。
テレビをつけたら「アナ☆パラ」で志らくさんが腫れぼったい顔をしていた(笑)
夜は夜で2時間ドラマに北原さんが出ていた。何となく不思議な感じである。
ラリアットされた夢が正夢にならずに良かった……(苦笑)
ダニーローズHPの公演終了にともなう更新作業に追われる。
この公演で得た物の大きさは計り知れず大きい。
それは役者も裏方も同じだと思う。
良い部分でも悪い部分でも、気づかされたこと、見えてしまったものが
膨大にあるはず。
特に悪い部分はいくつもかなりハッキリ原因がさらされたように思う。
それをどう反芻し、どう次に活かすかが問題だ。
今回撮影やチラシ・パンフの編集デザインだけでなく、
宣伝やら広報活動にも関わってきた。
裏方として自分にやれることは十二分にやった、という思いと、
やりたくてもやれなかった、というジレンマや反省も残る。
色んなことが空回りしたり、徒労に終わったり、
身の置き場がどうにもつかめないまま公演は終わった。
あるスタッフが言っていた「悲しい気持ちにもいっぱいなった」という言葉が
私も同じく実感として残った。
ただこの芝居に関われてホントに良かったと思っている。
この「あした〜愛の名言集」という芝居が素敵だったし、
たぶんこんなに泣けた芝居もなかった。
役者さん達にはいい舞台をみせてもらって感謝しかない。
特になべさんには、改めて写真は瞬間の勝負だと言うことを勉強させて頂いた。
美術のさい子さん、照明の三田さん、音響の佐藤さん、衣装の大野さん、
一流の仕事を見せていただきありがとうございます。
想定外の分量の仕事をきっちり仕上げて貰ったライターの宮澤君にも
本当に助けて貰いました。感謝です!

★下町ダニーローズHP
http://shitamachi-dannyrose.com/にしても疲れた……。
次はガンダムの単行本装丁だ。
金にならない仕事の後は、休む間もなし、しっかり稼がねば!
旅行に行きて〜〜。
- 2008/06/17(火) 07:00:57|
- 撮影|
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