橋口作品はほとんど観ている。
印象としては完璧な作品。観客にゆだねる部分はきっちりゆだね、
色を決めない部分は決めない、という部分まで完璧。
めちゃくちゃ面白いんだが、もうちょっといい加減な部分が
あったほうが、という感想は持っていた。
今回はその完璧さが少し薄れていた。
リリーフランキーのラフさがいい感じで中和しちゃったのかもしれない。
こんだけの豪華メンツをものともしない、強靱なラフ加減(苦笑)
絵画が一つのモチーフに使われていた。
絵は描く技術よりも見つめる精神力が大事だし、
見つめれば見つめるほど自分を認識しなきゃいけなくなる、
とても厳しい作業。
写真は見つめれば見つめるほどに自分を捨てなくてはいけない、
とても厳しい作業。
いつの間にか私は後者を選択した。
子供の頃はこの子は絵描きになる、と周りに言われてたくらい
絵ばっかり描いてたんだが。
見つめるという意味を感じさせる秀作です。
主演の二人もいいが、安藤玉恵と片岡礼子がたまらんですよ。
それに寺島進。男の理性がぐっとくるです。

★「ぐるりのこと」HP
http://www.gururinokoto.jp/予告編上映中、やたらしゃべってるおばちゃん連中を注意してるおばちゃんがいた。
しかしその注意したおばちゃん、コンビニ袋でガサガサ騒音たてながら
パンか何か食べていた。まったくおばちゃんっていう生き物は……。
- 2008/07/10(木) 21:59:26|
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